イボができるコンジローマと子供がかかりやすい紫斑病

コンジローマは性器やその周辺に、イボができる病気です。カリフラワーや乳頭によく似たイボができるのが特徴です。性行為で感染しやすいウイルスであるコンジローマは、ヘルペスやクラミジアのように、性器同士が接触することが原因というよりは、摩擦によって皮膚や粘膜表面に傷がつき、その傷口からウイルスが進入する傾向があります。しかし、精液からコンジローマと同じ型のウイルスが見つかったことから、精液が感染ルートである可能性も捨て切れません。
性病を防ぐにはコンドームの使用が有効であるものの、コンジローマは性器そのものではなく、外陰部や肛門付近にも潜んでいることから、コンドームだけでは予防できない場合もあります。
発生したイボは、凍結療法や電気焼灼、レーザーで取り除くことができます。しかし、取り除けたとしてもウイルスがしつこく付着している例は多く、再発しやすいのが厄介です。コンジローマが外陰部に発症していると、子宮頸がんにかかりやすくなりますので、検査を受けるようにしましょう。
皮膚の症状の一つに、紫斑病というものがあります。皮膚表面に色素が見られますが、イボやニキビのように盛り上がるようなことはありません。アレルギー性紫斑病になると、血管が異常をきたし、四肢の末梢部分を中心に、皮膚表面に紫斑を作り出すようになります。
特に4歳から7歳の幼い子供が、アレルギー性紫斑病にかかりやすい特徴があります。はっきりとした原因はわかっていませんが、ウイルス感染、もしくは細菌感染が疑われています。その他にも食品によるもの、薬の副作用などで発症するとされています。
血管が異常をきたすものの、血液検査で特に異常は見られません。治療せず、経過観察のみで終わることもよくあります。