痰が悪臭になるときのコンジローマについて

コンジローマは性行為による感染が主な、性病といわれるものです。性器にイボができます。オーラルセックスによる感染だと口腔に症状が出る場合もあります。口腔がん発生にもつながる危険な病気です。

ただ、これは尖圭コンジローマのことを指します。現在はこれが主流です。これは鶏冠のような突起物、イボが出来ることで自覚されますが、電気凝固やレーザー蒸散などで外科的に切断したり抗ガン剤軟膏を塗ったりして治します。

一方、1960年以前にはコンジローマは扁平コンジローマのことを意味しました。梅毒によって起こる病変で、梅毒の第二期の状態です。悪臭を放つようになるこの病気の初期段階では突起物が出るため、尖圭との区別がなされていなかったのです。実際には尖圭の方はウイルス性の病変であり、現在は別の疾患として区分されています。

痰が悪臭を放つようになったからといって梅毒だとすぐに判断する必要もありません。口腔に突起物が出る原因も、口内炎なども考えられますし、痰が絡んだり痰が悪臭を放ったりというのも肺膿瘍や蓄膿症などさまざまな病気が関係してきます。

悪臭や突起物が出た場合はあせらず、まずは病院を受診しましょう。
コンジローマのような性病は病院にいって診察を受けるのが恥ずかしいという方もいますが、自宅で簡単にできる検査キットもあります。匿名で受けられ、郵送検査ができるので安心です。病院での待ち時間短縮にもなります。性行為による感染が原因のため、パートナーにも検査は受けてもらいましょう。
まれに、サウナなどで感染する場合もあります。セックスをしていないからと安心せず、症状が出たら念のため検査を受けてみるようにしましょう。突圭なら軽い病気ですが、梅毒なら早く治療しなければならない重い病気です。